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第5回 日本音楽療法学会関東支部地方大会・講習会を終えて

実行委員 遠藤恭子
本大会及び講習会は、平成18年12月2日〜3日に、千葉市幕張の海外職業訓練協会(OVTA)にて、開催されました。地の利もあり、多くの方々のご参加をいただきまして成功裏に終えることが出来ましたことに、実行委員一同感謝申し上げております。

ここでは、3ヶ月を過ぎた今、一実行委員として二日間を振り返ってみたいと思います。
まずは、お願いいたしましたアンケートに対し、多くの方々が筆を走らせてご回答をいただきましたこと、誠にありがとうございました。分厚いその集計をひもときながら。

第1日目:講習会。9名の講師の先生方をお招きして、9講座を開講いたしました。又本大会の特徴として、各講のBは、非会員の皆様にも受講していただけるようにしました。会員の皆様方には、ご自分の現在を確認したり、異なる分野を受講されて新しい発見をされたりしていただけたようです。尚、応募数が各部屋の収容人数を上回った講座があり、コマ数を増やしたために、講師の先生方はもちろん会員の皆様方に大変ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

 第2日目:地方大会・研究発表。地方大会(シンポジウム・ショートレクチャー・講演会)と研究発表が、平行して行われたことについて、多くのご意見をいただきました。どうしても両方受講したいとご希望され、かなわなかったと言うご意見です。今回の日程は、発表抄録集にもあるとおり、地方大会では、先輩の先生方のお話しをうかがい、実践と研究との繋がりを求めた内容を用意し、一方研究発表では、会員の皆様方の地道な日々の実践研究発表の「場」、学びの「場」をより多くしたいという方針をプログラムした結果です。
この事につきましては、今後開催される地方会のときに、検討される事項になるかもわかりません。研究発表の方法についてのご意見の中に、次のようなコメントがありました。「ポスター発表のスタイルが良い。1時間半の中で、自分のペースでいくつも回覧でき、発表者への質問も自由に出来る。口演発表では出来ない参加の仕方が可能なので、今後もこのスタイルを続けてほしい。」貴重なご意見と思いました。実践研究を発表する側も、自分の発表内容をじっくり知ってもらい、話し合いが出来ることは、ありがたいことと思います。

 千葉大会を通して:多くのご意見に、「ゆとりあるスペース(講習会・地方大会・研究発表・宿泊施設が、同じ館内)で、大いに勉強出来た。」とコメントをいただき、ほっといたしました。しかし、会場内を知るために、私達も何度か足を運びようやく目的の部屋にたどり着くと言う具合でしたので、ご参加下さいました皆様方へのご案内が十分であったかどうか不安ではありましたが、いかがでしたでしょうか。きっと、行き届かずにご迷惑をお掛けしたことも多々あったことと、お詫びいたします。少々割高ではありましたが、世界につながる幕張の空気を堪能していただけましたでしょうか。  講習会後の懇親会には、多数ご参加いただきましてありがとうございました。懇親会の主は、ご参加いただいた皆様方です。また、そこで交わされるお話しや、交流が懇親会のメインですので、イベントは、千葉の名産「落花生のさや付きと焼酎」といたしました。地方大会・講習会に多数ご参加いただきましたことを感謝しつつ、あの、落花生の香ばしさを想い出しながら、簡単な報告を閉じさせていただきます。ありがとうございました。
では、第6回山梨大会でお目にかかりましょう。
(平成19年4月)

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