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支部長挨拶

関東支部長辞任のご挨拶

藤本禮子

私は、2014年から3年間の第1期に引き続き、2017年4月から関東支部長として2期目を勤めさせてまいりました。

2期目1年が経過しました2018年4月に、日本音楽療法学会(以下本部学会)は、任意団体から一般社団法人日本音楽療法学会となりました。定款に従って7月に役員選挙が行われ、全国から103名の代議員が選出され、その中から20名の理事と2名の監事が選出されました。そして9月、第18回全国学術大会中に開催された理事会で、正副理事長、常任理事の選挙が行われ、その結果、私は本部学会の理事長に選出されました。

2018年9月までは、本部学会村井靖児理事長を補佐する副理事長として関東支部長を兼務させていただいてまいりましたが、この度は理事長として本部学会の運営など全ての責任を負う立場になりました。

関東支部は全国でも最多数の2,000余名の会員を有し、年間10回を超える研修会・講習会の開催を始め、活発な活動を続けている支部でございます。そのような関東支部の支部長としての任務と今回拝命しました本部理事長の任務を兼任することは困難と判断し、これまで担わせていただきました関東支部長職の辞任を決意いたしました。

この事情を11月の関東支部幹事会でご説明申し上げ、ご了承を頂きました。

続けて、これまで副支部長の職務を担ってくださいました高橋多喜子副支部長に支部長に就任頂きたい旨を提案し、ご承認いただきました。また新たな副支部長には、小柳玲子幹事が選出され、小柳玲子幹事もご承諾下さいました。

2017年4月に支部長2期目3年間の取組を述べさせていただきましたが、道半ばで辞任することになりましたことは、会員の皆様に申し訳なく、私自身誠に残念な思いでございます。

この3年間を振り返りますと、先ず2017年7月に、4日から8日まで5日間にわたって、第15回世界音楽療法大会が関東支部つくば市で開催されたことが挙げられます。世界47ケ国から3,000名余の方々が集まり、研究発表、シンポジウム、ワークショップなどが行われ、各国の音楽療法士が熱気をもって語り合いました。日本独自の音楽療法の発信も多く行われました。この事業は、本部学会の事業でしたが、関東支部が中心となって担当しました。関東支部の多くの音楽療法士が、集まり、議論をかわし、長期間地道な準備を行い、開催当日には膨大な作業を生き生きとこなしている様子には、目を見張るものがございました。

さて私は、2017年4月に、支部長2期目の取組として以下3つのことを挙げさせていただきました。

一つ目は、関東支部大会、頻繁に開催される研修会などに、より多く会員が広く参加し、互いに切磋琢磨しあい積極的に音楽療法を深め合うことの必要性です。研修・講習会委員会は会議を重ね、内容の充実だけではなく、その広報に努めていますが、それだけではなく、もっと他に原因を探り解決に向かう必要を感じています。

二つ目は、「音楽療法を次の世代に」です。音楽療法に取り組む世代が広がらない状態は音楽療法自体の停滞を意味します。音楽療法を信じ、その仕事に取り組もうという志を持った人は皆、自身の力を信じ、積極的に行動する必要があります。積極的な発言、積極的な発表、互いを真摯に認め合う姿勢、これらによって音楽療法は進化します。この傾向は少しずつ散見されていますが、まだまだ十分ではありません。

三つ目は、「音楽療法士の連携、音楽療法士のネットワークづくり」です。関東支部では、本部学会で試行された「地域音楽療法」の展開について「音楽療法士のネットワークづくり」も含め、特別委員会が検討を進めています。

2期目に目指したこれら3つの取り組みは、全て道半ばではございますが、新正副支部長、45名の幹事方がたが、支部会員の皆様と共に力を合わせ進めてくださることを信じております。

本部学会は、その成立から18年目を迎え、これまでの体制等を見直す時期に入っています。

関東支部には支部独自の取り組み、姿勢も必要ですが、本部学会と連動して社会貢献としての音楽療法の普及、発展に尽くす必要があります。

任期途中で辞任することをお詫び申し上げ、一幹事として今後の関東支部の発展に少しでも寄与することを願いお約束いたしまして、辞任の挨拶とさせていただきます。

新関東支部長挨拶

関東支部支部長 高橋多喜子

この度、藤本禮子関東支部長の後を引き継ぎ、関東支部長の任を仰せつかりました高橋多喜子と申します。2017年から副支部長を拝命いたしておりましたが、この度はさらに身を引き締めて、全身全霊で関東支部長の任に当たろうと考えております。

一般社団法人日本音楽療法学会関東支部は日本音楽療法学会の中でも、会員2000人余りが在籍する大きな支部です。従来から幹事会で会員のために役立つことは何かと検討を重ねておりますが、関東支部では講習会、研修会などの充実を図る事を優先しつつ、講習会・研修会のありかたが検討課題でもあります。

関東支部は他の支部と比較して、講習会・研修会が多いのではないかと思います。

講習会は都県別講習会が年に1回各県で開催され、更に各県主催の地方大会は関東7県が持ち回りで実施しています。2018年は群馬県が担当、2019年は神奈川県が担当します。

地方大会は以前2日間開催していましたが、県によっては会員数が少なく2日間の開催は無理だという声が多く、1日開催となりました。ところが、1日でも困難を極めている県があり今後の検討課題でもあります。関東支部の会員数は2000人ですが、それは都心部に集中し、近郊の県は10人満たない、または人数はいても会の運営に実働できる人が少ない(会員の高齢化、介護生活等)等が現状です。例として山梨県で開催した時は、会員3人+外部者(会員以外)に有償ボランティアとしての応援をお願いせざるを得ませんでした。

また茨城県は、経費節約で会員のみが頑張って実働したために、大会終了後は全員体調を崩し入院をした人もいました(実動者の平均年齢55歳以上)

各研修・講習会を開催するには、幹事はじめそれに協力して下さる方は、ほとんどが手弁当で準備から終了まで参加します。このような事実を会員の皆さんにお伝えすることに躊躇しました。会員の中には支部会費の1000円の徴収に快く思わない人や、抵抗して支払わない人がいます。必要なところに必要な会費の使途は心がけたいと思います。

関東支部に限らず、各支部では若い会員、先駆者の後を引き継ぐことが出来るような人材の養成が急務であると公言している人は少なくありません。

「若い人を含めた魅力ある支部」作りを目指し、一会員の意見をも大事にこれまで以上に風通しの良い状態に努力したいと思っています。

私の支部長任期は1年余りです。特別な事や多くの事を手掛ける事は出来ませんが、会員の皆さんが、支部の運営に協力していただけます様、お願いいたします。  

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