9:00〜 | 受付 |
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9:30〜9:40 | 開会式 |
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9:45〜11:30 | 市民講座/講演・対談 「多様性を力に障がい児者を支える医療と音楽療法」 講師 大橋 博文先生、山 仁先生 |
口演発表 ポスター発表 公募ワークショップ(対面のみの開催) 自主シンポジウム |
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11:30〜11:45 | 市民講座/秩父屋台囃子 演奏 太鼓大好きどこんこクラブ |
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11:45〜13:00 | 昼休み | オンライン(Zoom)による交流会 | |
13:00〜14:30 | シンポジウムA 「職業としての音楽療法を確立するために」 |
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14:45〜16:15 | シンポジウムB 「高齢者領域で私たちができること、 私たちにしかできないこと」 |
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16:30〜16:45 | 閉会式 |
大会参加申し込み者は、後日通知されますURLにより、
一定期間内YouTubeでご視聴いただけます
大橋先生は、ダウン症候群を始めとする様々な先天異常症候群の遺伝学的精密検査と健康管理プログラムの運用による包括的な診療、集団外来を実践され、家族支援・生活支援にも熱心に取り組んでいらっしゃいます。先天異常症候群について、医療現場では今どのような取り組みがなされているのかについてお話いただきます。
そして音楽療法士の山先生からは、ご自身の実践の中から先天異常症候群の音楽療法事例を映像とともにご紹介いただき、大橋先生が様々な質問を投げかけるところから対談が始まります。診断後のケアや生活支援において音楽療法はどのような役割を担えるのか、医師と音楽療法士、それぞれのお立場からその可能性を探っていただきます。
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講師 大橋 博文先生/埼玉県立小児医療センター |
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講師 山 仁先生/たかやま音楽療法研究所 |
「響けよ太鼓!響けよ心に!」
秩父地域を中心に活躍中の、「太鼓大好きどこんこクラブ」のみなさんによる太鼓演奏です。演奏・出演できることへの感動の心が伝わるような、躍動感あふれる音をお聞きください。
※感染状況によっては、当日、動画配信になる可能性があります。
この大会では2つのシンポジウムをご用意いたしました。ひとつは「音楽療法士の働き方」を、もうひとつは「多職種の中での音楽療法士の専門性」をテーマとしています。音楽療法士の国家資格化を意識しながら、異なる視点からのアプローチを試みます。最終的にこの2つのテーマが縦糸と横糸となって1枚の帆に織り上がり、追い風を利用して力強く帆走してゆけることを願って企画しました。
指定討論者 二俣 泉
音楽療法は今、国家資格化に向けて大きな変動の時を迎えています。また、就労実態についても把握するべく取り組みが始まっています。現在、音楽療法士は常勤、非常勤、他職種と兼任、自営、起業等、様々な形で「仕事」をしています。それぞれの音楽療法士が臨床や事例研究等を重ねるだけでなく、社会の中での音楽療法の必要性を伝える努力を積み重ねてきているところです。今回は、「常勤」「非常勤」「起業」という形態で仕事をされている音楽療法士から、「それぞれの働き方」における現状と課題、メリット・デメリットについて話題を提供して頂き、今後の「仕事の在り方」について探っていきたいと思います。
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〈進行〉 木下 容子先生 |
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〈話題提供者〉 大前 暁先生 |
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〈話題提供者〉 大山 祥子先生 |
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〈話題提供者〉 中林 亜衣先生 |
指定討論者・進行 平野 夏子
二つめのシンポジウムでは領域を高齢者に限定して、より具体的に音楽療法士の専門性について考えてみたいと思います。国家資格化に向けて音楽療法の保険点数化が重要課題となっている中、現場の私たちなりに、今自分達がやっていることの中で何が「音楽療法士にしかできないことなのか」を考えてみようという発想から生まれた企画です。「多職種の中で音楽療法士が得意とし、現場で貢献できていること」「音楽療法士だからできること」について、3人の音楽療法士が話題を提供します。
一方、コロナ禍の中で、音楽療法の実践に多くの制約が生じ、これまでのやり方を改めて見直す必要にも迫られています。この経験から学んだこと、コロナ禍だからこそ見えてきた音楽療法の存在価値についても考えてゆきたいと思っています。超高齢社会の到来で起こるといわれる「2025年問題」においては、介護をめぐる人材不足によって、本人が望むケアが受けられないなどの懸念が重要課題となります。関連他職種と問題を共有しながら「音楽療法士にしかできないこと」で社会に貢献する方法を、会場の皆様と共に考えてゆきたいと思います。
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〈話題提供者〉 高橋由貴子先生 |
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〈話題提供者〉 目黒 明子先生 |
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〈話題提供者〉 中川 洋子先生 |