ナビゲーションをスキップする。

第21回 日本音楽療法学会関東支部地方大会 千葉大会

ワークショップに申し込まれた方に、決定通知メールを送付しました。 万が一、メールが届いていない方は事務局までご連絡をお願いします。

対面、オンデマンド配信参加ともに、インターネット申し込み込みは終了しております。当日参加は受付いたします。
ただし、ワークショップは満席となっておりますのでご了承いただけますようお願い申し上げます。
参加費のお振込みは1週間以内にお願いします

*参加申し込みおよび振込み後の登録完了メールが届いていない方は至急事務局までご連絡願います。

 大会スケジュール

※オンデマンド配信による参加で申込まれた方は、研究発表とワークショップはご覧になれませんので、ご注意ください。

※人数と会場の関係上、ワークショップに参加する場合は、お⼀人につき⼀つとさせていただきます。

対面開催&オンデマンド配信

8:30~ 受付
9:30~9:40 開会式
9:40~10:10 大会長講演(対面&オンデマンド配信)
郡司 正樹
「すべては対象者のために~他職種協働で得られること~」
10:15~11:45 特別講演(対面&オンデマンド配信)
小田 知宏
「児童発達支援事業を通して見る音楽療法士の活躍の実際と可能性」
11:45~12:35 昼休み
13:00~14:00 研究発表(対面のみ)
口演発表、ひよこフォーラム、ポスター発表
14:00~15:20 分科会A
 (対面&オンデマンド配信)

「音楽療法士としてたどった道のりと働き方~雇用や処遇の現実、そしてチャレンジ~」
話題提供者:益山 ゆき、遠藤 琴音
司会:廣川 恵理
ワークショップ1(1)
(対面のみ)

長坂 希望
「知ろう!使おう!もっと打楽器!!!~ドラムサークルの手法をつかって~」
ワークショップ2 (対面のみ)
猪野 純
「響あうココロとカラダのための伴奏法」
15:35~16:55 分科会B
 (対面&オンデマンド配信)

「音楽療法士の専門性をどう生かすか~音楽の生かし方、音楽療法的なアプローチとは、協働ということ~」
話題提供者:小林 千絵、大山 祥子
司会:川松 春佳
ワークショップ1(2)
(対面のみ)

長坂 希望
「知ろう!使おう!もっと打楽器!!!~ドラムサークルの手法をつかって~」
ワークショップ3 (対面のみ)
関 郁史
「高齢者施設の音楽療法〜チームの中での音楽療法士の役割を考える〜」
17:10~17:40 分科会のまとめと閉会式
※ワークショップー1の1と1の2は満席の為、申し込みを締め切りました。
そのほかのワークショップはまだ参加が可能です。
ぜひ皆様の参加をお待ちしております。

 大会長講演

「すべては対象者のために~他職種協働で得られること~」

郡司 正樹

今大会のテーマである「音楽療法士の働きかたの現状と課題」のイントロダクションとして、私は今回の講演のテーマを今日までの実体験をもとに、「支援」という観点から、他職種協働で私自身どのように成長できたか、また課題としてどんなことが見えてきたのか、申し述べたいと思います。

プロフィール
国立音楽大学卒業と同時に障がい児通園施設「つくも幼児教室」の児童指導員として18年間療育に携わる。のちに、現任の聖徳大学の教員として音楽療法士を目指す学生の指導に今日まで携わる。現在、聖徳大学准教授、茨城県立医療大学、獨協医科大学兼任講師、社会福祉法人ジョイまつど、船橋児童福祉会理事。

 特別講演

「児童発達支援事業を通して見る音楽療法士の活躍の実際と可能性」

小田 知宏

児童発達支援事業所「こころとことばの教室こっこ」では、過去13年間に19名の音楽療法士等の職員が、発達障害のある幼児の発達支援に取り組んできました。音楽療法をとりいれた「音と色の療育」や個別療育を通して、自分の楽しい気持ちに気づいてそれを他者に伝えたいという「こころ」を育み、「ことば」の発達に繋げてきました。音楽療法の実践を振り返って、音楽療法士がその専門性を活かす可能性を掘り下げたいと思います。

プロフィール
社会福祉士、公認心理師。東京大学経済学部卒。2010年にNPO法人発達わんぱく会を浦安市に設立し、理事長に就任。「こころとことばの教室こっこ」を4拠点運営。全国児童発達支援協議会理事、白梅学園大学非常勤講師。

 ワークショップ1-(1)、1-(2)(定員各35名程度)

「知ろう!使おう!もっと打楽器!!!~ドラムサークルの手法をつかって~」

長坂 希望

世界中には多種多様な打楽器が存在します。このワークショップでは、普段セッションでよく使う打楽器や様々な民族打楽器を紹介し、ドラムサークルの手法(集団即興音楽づくり)で参加者全員が実際に触って鳴らしながら、楽器の音色や音の高さ、音量、操作方法の多様性や表現力の幅広さを学びます。またブームワッカーやシェイカーを使った活動例を紹介し、音楽療法における打楽器の活用について考えます。

プロフィール
日本音楽療法学会認定音楽療法士、米国認定音楽療法士(MT-BC)。国際音楽療法専門学院、武蔵野大学、東京立正短期大学非常勤講師。2002年よりフリーランスの音楽療法士として活動。またNPO法人えんぱ和メントにて親子ドラムサークルキャンプ等も開催。

 ワークショップ2(定員80名程度)

「響あうココロとカラダのための伴奏法」

猪野 純

音楽療法の場における音楽と動きの関係に焦点を絞って、臨床場面での即時的で柔軟な伴奏法の基本を実技とともに考えたいと思います。

プロフィール
国立音楽大学リトミック専攻卒業。ミュージックラボFUN主宰。日本音楽療法学会認定音楽療法士。音楽教育と音楽療法の両分野における音楽と人との関係をテーマに実践・研究活動中。主著「これぞピアノで弾けるおしゃれ伴奏術」カワイ出版など。

 ワークショップ3(定員80名程度)

高齢者施設の音楽療法
〜チームの中での音楽療法士の役割を考える〜

関 郁史

音楽療法士の雇用形態は様々で、兼務が条件での採用もある。私自身、介護老人保健施設で介護職との兼任の中で「どのようにして施設内に音楽を浸透させるか?」ということを常に考えながら取り組んできた。施設の方針に沿いながら、少しずつ音楽療法の枠を広げていった経緯や他職種との連携方法など、施設内で音楽療法士が必要だと思われるために必要なスキル等について考える。また、実際に行ってきたセッションの内容を紹介しながら、対象者に合わせたプログラムの組み方について、会場の皆さんと共に考える時間にしたい。

プロフィール
洗足学園音楽大学音楽学部音楽教育専攻卒。日本音楽療学会認定音楽療法士。介護福祉士。認知症ケア専門士。障害福祉サービス事業所、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、軽費老人ホームにて実践を積む。埼玉県立職業能力開発センター、上尾市医師会上尾看護専門学校、東京福祉専門学校元講師。現在、学校法人旭出学園(特別支援学校)小学部教諭。

 分科会A

「音楽療法士としてたどった道のりと働き方
~雇用や処遇の現実、そしてチャレンジ~」

座長(司会)廣川 恵理

分科会Aでは、障害児・者を対象に音楽療法を提供するNPO法人ユニークユニバースの理事長の益山ゆき先生と、認定校卒業後、高齢者領域で介護と音楽療法の仕事を兼務してきた遠藤琴音先生に、これまでたどった道のりや仕事についてお話をしていただきます。その後、参加者の皆様を交えたディスカッションを予定しています。

 分科会B

「音楽療法士の専門性をどう生かすか~音楽の生かし方、
音楽療法的なアプローチとは、協働ということ~」

座長(司会) 川松 春佳

分科会Bでは、作業療法士で音楽療法士の小林千絵先生にこれまでの仕事の内容や経験を、認定校卒業後、音楽療法士として様々な領域での実践活動を掛け持ちして活躍する大山祥子先生に、それぞれの現場での仕事についてお話をしていただきます。その後、参加者の皆様を交えたディスカッションを予定しています。

(C) Copyright 2003 by Japanese Federation of Music Therapy. All rights reserved.