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大会参加の払い込み用紙に誤りがありました。
対面参加、オンデマンド参加ともに、同じ料金です。
関東支部会員3,000円、その他支部会員・一般4,000円、学生会員2,000円です。
詳細はHP、最終案内をご覧ください。

※分科会1-Cは定員に達しました。

関東支部 支部長あいさつ

関東支部支部長 小柳玲子

山梨大会開催にあたって

第22回関東支部地方大会は自然豊かな山梨県で開催されます。思い返せば前回の山梨大会は「星と音楽」がテーマでした。空気が澄んだ星空自慢の山梨らしいユニークなテーマに、わくわく心動かされたことを思い出します。今回の大会は他職種との連携がテーマで、「音楽療法士がリーダーシップを発揮するためには」という副題がついています。山本久美子大会長をはじめ実行委員の方々のこれまでのご経験や今後に向けた期待が込められている副題だと思います。
音楽業界でリーダーシップを持つポジションの代表格は、オーケストラの指揮者でしょう。指揮棒一本で何十人もの演奏者を率いて自分の音楽を作り上げていく、そんな印象があります。ただ実際は、指揮者は単なるリーダーではなくファシリテーターであることが望ましい、という話を聴いたことがあります。上に立って望ましいと思われる方向に導くのがリーダーだとすれば、ファシリテーターはメンバーの潜在力を最大限に生かすことを第一に考えます。オーケストラで言えば、指揮者が自身の思い描く音楽を実現するために演奏者に指示を出し率いていくのではなく、演奏者それぞれの音楽性や表現を生かしながら音楽をまとめていくプロセスが、ファシリテーター型指揮者の役割と言えます。今回の大会テーマには、このような視点の転換を触発する力があるように感じます。
さて、山梨は文字通り音楽療法界をリードしてこられた松井紀和先生のお膝元であり、富士山麓でのセミナーに参加されたことのある会員も少なくないと思います。そんな特別な思いが宿る土地柄ですが、3月初旬は春まだ浅く、道中には雪が残る山並みが望めるかも知れません。少し非日常感を味わいながら、日ごろの実践に思いを巡らせ、心と身体を充電するにはちょうどいい距離感ではないでしょうか。
大会はただ一方的に話を聴いて知識や情報をインプットする場ではありません。発信しあい、刺激しあうためのアウトプットの場でもあります。本大会では領域ごとに6つの分科会があり、会員の生の声が聞けるような企画も用意されています。また前日には同じ会場で支部講習会も予定されています。ぜひ腰を落ち着けて、会員同士が対話する時間と場が持てますことを期待いたします。

山梨大会 大会長あいさつ

大会長 山本 久美子

第22回日本音楽療法学会関東支部大会(山梨)は、山梨県甲府市の山梨県立図書館にて開催されます。今回の大会テーマは「見つけよう他職種との連携で成功させる鍵を ~音楽療法士がリーダーシップを発揮するためには~」とし、現在、大会に向けて実行委員長、事務局長、事務局長補佐を中心に、12名の実行委員がチームを作り、関東支部の協力のもと準備を進めております。
基調講演は若手でご活躍の村瀬俊朗氏にお願いし、大会テーマの要となっている「チームワークとリーダーシップ」という題目でお話いただきます。他職種と連携するためには良いチームワークづくりと、影になり、ひなたになり、それぞれを生かしてまとめていくリーダーの存在は重要です。ご講演から、大会テーマの核心に迫る学びを深めたいと存じます。
午前中の最後には「先達語る」とし、日本の音楽療法の先駆者として、今なお現役で95歳を迎える松井紀和先生から、将来の音楽療法を担う皆様に向けて、お話をしていただきます。
研究発表は口演発表、ポスター発表、ひよこフォーラムを行います。専門性を磨く良い機会です。多くの方に発表をしていただけますことを期待しております。ふるってご応募ください。
最後は2つのワークショップ、6つの分科会を設定しています。紆余曲折を経て、地域と密着して活躍している二人の講師によるワークショップは、音楽による一体感を味わい、心身共にリフレッシュする活動が用意されています。また、分科会では、大会テーマを基に障害幼児児童、高齢者、医療の領域で、初心者からベテランまで、音楽療法士と他職種の方16名が、失敗例も成功例も含め、それぞれの地域やそれぞれの分野で起こっている実際から、話題提供していただきます。経験豊富な司会者の誘導により、参加者の皆様とともに話し合いを進めます。お互いの交流を通して、地方大会ならではの「実りと課題」、明日からの「元気に一歩」を実感する1日となりますように、多くの皆様のご参加を、心からお待ちしております。

地方大会(山梨)のご案内

実行委員長 中 なほみ

昨年の千葉大会は、どの会場も盛況で活発な意見が交わされ、参加者たちの熱意や、課題に直面している姿などを目の当たりにしました。同時に、音楽療法の多様性が改めて見直された大会だったと思います。実行委員の皆様のご苦労に敬意を表したいと思います。 それを引き継ぎ、山梨大会では、他職種と連携する中で、音楽療法士という存在について一度立ち止まって考える機会にしたいと考えました。音楽療法士だからこそできること。持ち味。音楽療法士にしかできないこと。他職種の方々が音楽療法士に望むことなどを出し合う中で、音楽療法の可能性を探りましょう。
そしてリーダーシップを発揮し、音楽療法士がより輝くことができるよう、参加者の皆さんで知恵を出し合いましょう。皆様にとって実り多い時間となりますよう、願っております。 皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

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